こんにちは!Ayukoです。
今日からお盆休みの人達が多いみたいですね。交通量も多いし、デパ地下では帰省のためか、手土産など買っている人で混み合っていました。
今日は、私も大好きなJazzの美しいスタンダード曲、「I loves you porgy」を紹介します。
この曲の原曲は「ポギーとベス」という1935年に上演されたオペラの挿入歌です。
「ポギーとベス」は1920年代のアメリカ南部の生活が描かれた作品で、登場人物は一人を除き全て黒人という、当時では画期的な演出だったと思います。
このオペラでは、「I loves you porgy」以外にも「Sumertime」「My Man’s Gone now」など、その後ジャズのスタンダードナンバーになる曲が生まれました。
「I loves you porgy」はジャズだけでなく、ソウルやポップスなど、沢山の人にカバーされている曲ですが、厳選で3曲紹介します。
Nina Simone(ニーナ・シモン)、Bill Evans(ビルエヴァンス)、Keith Jarret(キースジャレット)、超大物3人。
まずは絶対に外せない、素晴らしい3人の演奏です。
曲名:I loves you porgy 「ポギーとベス」挿入歌(1935年) 作詞:アイラ・ガーシュウィン、デュボース・ヘイワード 作曲:ジョージ・ガーシュウィン
カバーアーティスト:Nina Simon ニーナ・シモン
アルバム:『Little Girl Blue』(1958年)より
I Loves You Porgy
1958年。レコーディングの古いのが、時代の味が出ていていいです。
ニーナシモンの歌声はダイレクトに心に浸透します。
今や時代は違うけれど、すごく切なさや郷愁を感じる1曲です。
カバーアーティスト:Bill Evans(ビルエヴァンス)
アルバム:『The Paris Concert』(1979年)より
I Loves You Porgy
ビルエヴァンスの「I Loves you porgy」は他のアルバムにもいくつか収録されていますが、
このアルバムは彼が亡くなる1年前、亡くなる直前のパリでのコンサートのもの。(1980年に51歳で他界)
ドラマティックで感動します!ビルエヴァンスの魂の演奏だと思います。
彼の他のアルバムの「I Loves You Porgy」の演奏の中でも、これは必聴です!
カバーアーティスト:Keith Jarret(キースジャレット)
アルバム:『The Melody At Night, With You』(1999年)より
I Loves You Porgy
ビルエヴァンス、すごくいい。でも、キースジャレットの「I loves you porgy」も本当に美しくって涙がでますね。
このアルバム自体、超お勧めですので、まだ聴いたことのない方はすぐに聴いてみてください!
急いで~!
美しい「I loves you Porgy」
是非、静かな一人の時間に、どうぞ。
Bill Evans