8月が終わりますね。
今日は8月最終日にふさわしい雰囲気の、ボサノバの名曲を紹介します。
「How Insensitive」
ノスタルジックな気分にさせてくれる曲で、私も大好きな1曲。
英語で「How Insensitive」。ポルトガル語では「Insensatez」、邦題は「お馬鹿さん」となっています。(笑)
アントニオ・カルロス・ジョビンの作曲で、ヴィニシウス・ジ・モライスの作詞。1961年に作られたものです。
カバーしているアーティストの多いこと!しかもジャズ、ポップス、ロックなど様々なジャンルでカバーされています。
この曲は歌うのが非常に難しそうな曲ですね。
英語で歌ってしまうと、つまらなくなってしまう印象です。
ジャズのボーカリストの方々がたくさん歌っております。しかし珍しく、特に女性ボーカルでは魅力を感じる人がほとんどいません。
男性ではスティングもカバーしています。この曲、スティングの声によく合っていると思います。(今日のリストには上げませんでしたが)
男性ではイギーポップのカバーが一押しです!
今日は少な目で、心に響いたカバー2曲を紹介します。
オリジナルのアーティスト:Antonio Carlos Jobim アントニオ・カルロス・ジョビン 曲名:Insensatez
オリジナルのアーティスト:Antonio Carlos Jobim アントニオ・カルロス・ジョビン
アルバム:『The Composer of Desafinado Plays』 1963年リリースより
Insensatez
原曲、素晴らしいですね。あと、次にあげるスタンゲッツのカバー。
ボサノバを創生したと言われているブラジル音楽の偉大なる作曲家、アントニオ・カルロス・ジョビンは、ブラジルのリオデジャネイロ国際空港の名前にもなっています。
カバーアーティスト:Stan Getz スタン・ゲッツ
アルバム:『Jazz Samba Encore!』 1962年より
Insensatez
アルバムには、アントニオ・カルロス・ジョビンも参加しています。
マリア・トレドのヴォーカルも最高です。この曲で彼女以上のボーカルは見当たりません。
ダントツでお気に入り。傑作です!
カバーアーティスト:Iggy Pop イギー・ポップ
アルバム:『Preliminaires』 2009年より
How Insensitive
英語でのカバーで唯一気に入ったのがイギーポップのもの。
思い切った編曲と、強烈な個性でロックな「How Insensitive」
原曲とはまた違った世界です!
Antonio Carlos Jobim